【植物油脂とチョコレートの関係性】健康的?実はチョコレートは身体に悪いんです!!
どーも^ ^
ユーライです!\(^o^)/
(@yutorilife276)
以前、植物油脂の危険性についてお伝えしました。
今回は、植物油脂となじみの深い食品について見ていきたいと思います。
それはチョコレート!!
はじめに
え?
チョコレートはカカオからできているから砂糖は入っているのはいいとして、、
植物油脂なんて入ってるわけないじゃん!!
って思う方も多いかと思います。
しかし、スーパーやコンビニで売られているチョコレートのパッケージの裏を見てください!!
植物油脂が含まれているチョコレートがほとんどであることが分かるでしょう。
それでは、チョコレートには、植物油脂は不可欠なのか見ていきたいと思います。
チョコレートとは
チョコレートは、カカオの種からできるカカオマスを主原料としています。
世の中で売られているチョコレートは、カカオマスに砂糖やココアバター、粉乳などを混ぜて売られています。
しかし、一口にチョコレートといっても、スーパーやコンビニで売っているものからチョコレート専門店で販売しているものまで幅広くあります。
まずは、それらの違いについて、見ていきましょう。
チョコレートの成分の違い
高級なチョコレート
デパートなどに入っているチョコレート専門店など高級なチョコレートは、カカオがきっちり入っています。
チョコレート専門店で売られているチョコレート、値段が高いですよね。
チョコレート好きの人にはたまらない、京都に本店を構えるマリベルというチョコレート専門店では、一粒500円もします!
チョコレート一粒がランチの価格と同等じゃないか!!
と思ってしまいますが、やはり高いだけあって美味しさは間違いありません。
筆者も食べたことあるのですが、一粒のチョコレートの中に上品な味わいと香りが堪能できます。
色んな味があるので、気になる方はぜひ京都を訪れた際に立ち寄ってみてください^ ^
高級店のマリベルに限らず、チョコレート専門店のチョコレートの値段は高いです。
その理由としては、人件費やサービス料などもありますが、一番にはカカオの価格が高いところにあります。
カカオの値段が高いため、カカオを多く使うチョコレート専門店では、どうしてもチョコレートの価格が上がってしまいます。
それに対して、スーパーやコンビニで売られている市販のチョコレートはどうでしょうか。
市販のチョコレート
高級なチョコレートとは異なり、市販のチョコレートは一般的に100円前後で売られており、非常にお求めやすい価格となっています。
なぜ、こんなに価格が違うのか。
そして、市販のチョコレートはなぜ安く売られているのか。
その理由の一つとしては、先ほど挙げたカカオの価格の高さです。
スーパーやコンビニなどで売っているチョコレートが、全てカカオから作られているとなると、値段は跳ね上がるでしょう!
しかし、安い値段でチョコレートを販売したいと考えたところ、、
植物油脂が安さの秘密
現代文明から生まれたのが!
そうなんです、植物油脂がここで活躍しています。
市販で売られているチョコレートの多くがを製造する工程の中で、原材料や加工のコスト削減を図るために植物油脂や乳化剤を加えています。
また、純粋なチョコレートの風味に近づけるために、香料や甘味料などの添加物を入れています。
チョコレート専門店で売っているような純粋なチョコレートとは製造工程も原材料も異なるのです。
価格の高いカカオの代わりに、植物油脂などの添加物を加えることで販売価格を抑えることができるというのが現代文明の秘密ですね。
市販のチョコレートの価格が安いのは、そういった理由からなのです。
カカオが含まれていない市販のチョコ
確かにチョコレートは、カカオからできています。
そのため、チョコレートを食べるときはカカオの香りがするかと思います。
チョコレート専門店などの高級なお店であれば、よりカカオの香りが感じられるでしょう。
しかし、市販のチョコレートには、カカオの代わりに植物油脂などの現代文明の力を使っているのです。
そのため、カカオの香りはあまり感じられないでしょう。
植物油脂によって、チョコレートを低コストで製造することができるため、現在のような市販のチョコレートの値段設定ができるんです。
そのため、植物油脂は家庭の財布には非常に役に立っています。
しかし!
健康面から考えたときには、どうでしょうか?
植物油脂は身体に良くないトランス脂肪酸が含まれているので、身体に良くありません。
また、多くのチョコレート商品に植物油脂が含まれている理由は、チョコレートに含まれるカカオの性質にあったのです。
チョコレートに植物油脂が含まれる理由
①カカオの性質
カカオは融点が30〜35℃となっています。
そのため、夏場の暑い時期はもちろんのこと外に置きっぱなしにしているとすぐに溶けてしまうのです。
チョコレート専門店では、温度管理を徹底しており、チョコレートが溶けないようにしています。
チョコレート専門店に行くと、チョコレートがケースの中できっちり管理されているのが分かるかと思います。
カカオで作られたチョコレートは、品質管理が難しいのです。
そのときに助けてくれるのが植物油脂。
カカオの代わりに植物油脂が入ることで、チョコレートを溶けにくくしてくれます。
②低コスト
先ほどお伝えしたとおり、カカオの値段が高いのです。
低コストでチョコレートを製造するために、カカオの代わりに植物油脂を使っています。
安価で品質管理の手軽さから重宝されている植物油脂。
しかし、植物油脂は身体に良くない、、
逆に、植物油脂が代わりになっているカカオには、身体に良いところがあります。
カカオが身体に良い理由!
①ポリフェノールを多く含んでいる
カカオは、カカオ豆由来のカカオポリフェノールというポリフェノールを多く含んでいます。
ポリフェノールは、身体が酸化していくのを防いでくれる抗酸化作用があります。
また、血圧を低下させ、動脈硬化を予防する効果もあります。
ポリフェノールは、身体にとってとてもいい成分なのです。
②カカオプロティンを多く含んでいる
カカオには、カカオプロテインという成分が含まれています。
カカオプロテインには腸内環境のバランスを整えてくれる作用があります。
便秘でお悩みの方はカカオプロテインという名前を覚えておいても損はないでしょう。
カカオは、ポリフェノールやプロテインを多く含んでいるため、身体にとてもいいのです。
植物油脂の悪さとカカオの良さを知ってしまうと、、
多少値段が高くても、カカオが含まれるチョコレートを購入しようかなと思ってしまいます。
まとめ
安価だけど、植物油脂が含まれ、身体には良くないチョコレート。
高価だけど、カカオが含まれ、身体に良いチョコレート。
健康を意識される方は、植物油脂が含まれていないチョコレートを選ぶようにしましょう!
決して植物油脂を含んでいるチョコレートがダメと言っているわけではないですよ!
安価な値段でチョコレートが食べられるのは、本当にありがたいことです。
ただ、筆者もチョコレートは大好きだったのですが、健康を意識してからチョコレートから遠ざかっていました。
大小はあれど、市販のチョコレートの大多数が植物油脂を含んでいるからなのです。
チョコレートを食べないのは、ダイエットには効果的なのでいいのですが、たまには食べたくなるのが人間ですよね。笑
今では、チョコレートは基本的に食べず、どうしてもチョコレートが食べたくなったときに、植物油脂が含まれていない少し高めのチョコレートを買うようにしています。
しかし、安くチョコレートが食べたいという人がいる限り、チョコレートに植物油脂は不可欠なのかなと思ってしまいますよね。。
うーん、難しいところです!
あなたはカカオと植物油脂、どちらを選択しますか?