アラサー男子のユトライフ~”ゆとり”人生を目指して~

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【野村証券の凋落】1000億円赤字転落劇から見える時代の流れ。今の社会は昭和でも平成でもなく令和!!

 

どーも^ ^
ユーライです!\(^o^)/
@yutorilife276

 

 

 

 

はじめに

最近株式投資に夢中になっていることもあって、無意識のうちに投資に関する記事が多くなりました!^^

ギャンブルとは異なる、時代の流れを読みぬく力が投資には必要な気がして楽しいです。

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また、社会の経済と密接に接している感覚になるところが魅力の一つではないでしょうか\(^o^)/

 

、、、なんて、個人投資家みたいな発言していますが!!

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まだまだひよっ子のアラサーサラリーマンです。( ゚Д゚)笑

 

令和になって、一つ目標を立てるとするなら!!

個人投資家&ブロガーとして生計を立てるようになる!

ことですかね^^

 

現代社会は、本当に目まぐるしいスピードで変化を続けています。

その変化の中で、行動すること!!

 

No Action,No Change!!

 

どうですか、このキャッチフレーズ。

ぱっと思いついて、勝手に気に入っています。笑

 

さて、本日の本題からそれてしまいましたが、今回は時代の流れに飲み込まれた野村證券の凋落について触れてみたいと思います!( ゚Д゚)

 

それでは、どうぞ!!\(^o^)/

 

かつての野村證券

泣く子も黙るガリバー証券

かつては、証券のガリバーと呼ばれ、泣く子も黙るほどの勢いがあった野村證券。

現在ももちろん国内最大手の証券会社ですが、現在ではかつてほどの存在感は発揮できていません。

 

インターネットが発達した世の中の時代の流れと言ってしまえば、それまでなのですが、なぜ野村證券は現在苦境に立たされているのでしょうか。

 

現在の野村証券

苦境が続く野村證券

1925年に設立され、昭和時代を大企業として躍進を続けていた野村證券。

時代が平成から令和へと移り変わろうとしていく中で、大きな壁にぶつかっています。

 

昭和や平成時代の野村証券と言えば、日本を代表する大手証券会社でありました。

現在の野村證券は、時価総額は1兆円を超え3万人近くの従業員を抱えています。

仲介業務の限界

この大きな組織を作り上げた大きな要因の一つが、証券取引の仲介業務

仲介業務とは、おススメの投資信託や株式などの金融商品を顧客に紹介して、仲介料をもらうというものです。

 

インターネットが普及していない昭和や平成初期の時代のときは、顧客は自分自身で投資信託や株式を購入することは困難でした。

そのため、野村證券が仲介役となって、取り扱っている金融商品の売買を仲介するという仕組みが効果的であったわけです。

 

しかし!!

現在の世の中を見渡すと、どうでしょうか?

インターネットが普及し、多数のネット証券が存在するようになりました。

そうすると、わざわざ証券会社の窓口に行って金融商品を買いに行かなくてもインターネットで簡単に購入することができます。

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野村証券の必要性がかつてほどなくなっているのです。

 

そうなった結果、数字として時代の流れが明るみになりました。

 

2019年3月決算

大幅な赤字へ転落

この時代の流れが加速すればするほど、野村証券の凋落が顕著になりました。

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そして、2019年3月の決算で1000億円という赤字をたたき出してしまいました!!

 

2018年3月の決算が2000億円の黒字であったことを考えると、時代の流れが一気に加速したことがうかがえます。

赤字になったのは、リーマン危機が発生した2009年以来10年ぶりだということです。

役員報酬の賞与なし

今回の赤字転落を受けて、役員報酬の賞与をゼロにすることを発表しました。

賞与をゼロにすることで、野村証券の顧客に対する反発を防ぐ意図が見えます。

 

しかし!!

役員報酬の賞与をゼロにすることは、単なる応急処置にすぎません。

時代に即した経営方針への方向転換が求められますね!!

 

株価の下落

近年の野村証券の株価も、業績同様に芳しくありません。

 

1990年代~2007年(リーマン危機前):2,000円前後 

2008年(リーマン危機後)~2011年:500円前後

2012年~2017年:700円前後

2018年~現在:500円前後

 

リーマン危機前までは、2000円台を推移していましたが、リーマン危機により500円まで急落しました。

現在でも、リーマン危機前の株価に復活するどころか、500円前後を推移しています。

なお、2019年4月26日では、417.8円となっています。

 

野村証券の時価総額や会社の規模を考えると、バーゲンセールの価格と見ることもできます。

今回の赤字転落を受けて、野村証券が時代の流れをいかに読み取るかがカギになってきそうです。

 

時代の流れと野村證券

先ほどお伝えしたとおり、現在ではインターネットから簡単に株式や投資信託などの金融商品を購入することができます。

それも、証券会社の窓口に行くよりも安く購入することができます!!

証券会社の窓口で購入すると、どうしても窓口の手数料が上乗せされてしまうため同じ商品であっても、高くなってしまうのです。

 

もちろん、窓口で購入する良さもありますので、一概にインターネットが良いとは断言できません。

例えば、、、

・インターネットよりも窓口で購入したい方

(インターネットに精通していない年配の方に特に多いのではないでしょうか。)

・資産運用の仕方が分からず窓口で相談したい方

 

こういった方の需要があるため、窓口での証券業務の手法を全て否定はしません。

 

ただし!!

時代が流れるとともに、年配の方もインターネットに精通する人が増えるのは間違いないでしょう!

また、インターネットで調べれば資産運用の仕方に関する情報も多く掲載されています。

(もちろん、正しい情報かどうかはご自身で判断する必要がありますが。。。)

 

つまり!!

インターネットを使いこなせる人が増えれば増えるほど、窓口業務の需要は減ります。

インターネットが使えるのに、わざわざ手数料払って窓口で購入するなんてあほらしいですもんね。

 

令和という新時代を生き抜くために

それでは、令和という時代の流れに飲み込まれ、野村證券は今後どんどん衰退する一方になるのでしょうか?

筆者個人の見解としては、そうは思いません。

確かに、金融商品の仲介業務の未来が明るいとは決して言えないでしょう。

 

ただ、早ければ数年後には、仲介業務の規模縮小を図り、新たな活路を見出すのではないのかと思っています。

それが、投資会社としての道!!

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実際に、2019年に野村証券がオリオンビールの買収を行ったことを発表しました。

これから積極的な買収が行われるのではないでしょうか!!

 

ソフトバンクのような投資会社になることを筆者は期待しています^^

、、、リーマン・ブラザーズ買収のような泥沼にならないことを祈っていますが( ゚Д゚)笑

 

筆者の株価

野村証券の未来に前向きな筆者ですが、現在野村證券の株を仕入れています。

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NISAと特定口座に分けて購入していますが、ボーナスが入ったら買い増そうかなと考え中です(^^♪

 

 

まとめ

いかがでしょうか。

ガリバー証券として、日本を代表する最大手証券会社となった野村證券。

2019年3月決算で、1000億円という大赤字という結果になりました。

 

インターネットの普及という時代の流れに飲み込まれたことが結果として明らかになってしまいました。

時代は令和へと移り変わっています。

野村証券は、令和の時代をどのように生き抜いていくのか。

 

これからの野村証券に目が離せません!!\(^o^)/