【個人年金に加入する前に注意しておきたいこと!】ちょっと待った!そのプランは本当に大丈夫!?
どーも^ ^
ユーライです!\(^o^)/
(@yutorilife276)
以前の記事では、個人年金のメリット・デメリットについてお伝えしました。
今回は、個人年金に加入する前に注意してほしい点を筆者の体験談を交えながらお伝えしたいと思います。
個人年金の加入しようかどうか迷っている方は参考にしていただけたらと思います。
ちなみに筆者は、個人年金に入る前にもっときちんと調べておいたら良かったなと後悔しています。笑
筆者のように後悔する人が少しでも減ったらなと思います!
はじめに
現在、日本では国から支給される国民年金を主としてお年寄りの方々は生計を営んでいます。
今は支給されている年金もはたして何十年後に本当にもらえるのか確証がもてないですよね。
現在の少子高齢化を考えると、現在支給されている額よりも少なくなるのは間違いないでしょう。
また、昨今の経済情勢を考えると、先行きの見えない将来に不安を感じる方も多いでしょう。
そんな状況の中で、個人年金に加入するかどうしようか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
筆者も数年前までそのうちの一人でした。
筆者は、これからの時代は国からの年金はあてにできない!!と思っていました。
そう考えると老後が心配になったため、老後のお金のためにと個人年金へ加入しました。
老後のことを不安に感じられている方は、加入した方がいいのじゃないかなと個人的には思います。
老後にお金に困る生活を送るのは、嫌ですよね。
働ける年代であれば、仕事をする体力もあるため、一文無しになっても仕事を始めることでなんとかやっていけるはずです。
もちろんそれを望んでいる訳ではありませんが。。笑
何かと行動が起こせる体力があれば、人生逆転できるチャンスはいくらでもあるはずです。
しかし、老後となるとその体力はしだいに衰えていきます。
老いが進むにつれて、新たに挑戦しようという気持ちも薄れていきます。
そのため、頑張って生活するために仕事をしようと思っても、行動に移すことが難しくなります。
今から老後に備えることができるのであれば、今のうちに行動するのがいいでしょう。
きっと将来、あの時の行動を振り返ってみて感謝する日が来るはずです。
ただ、個人年金に入る前に注意しておきたいことが何点かあります。
筆者は、老後に備えるために今行動しなければ!と焦った気持ちがあったため、詳しく調べないまま加入してしまいました。
個人年金に加入したことに関しては後悔していませんが、何点か失敗したなと思う箇所があります。
今回は、筆者の体験談を元に個人年金に加入する前に注意しておきたい点をお伝えしたいと思います。
それでは、筆者がどのようなプランに加入して、どの部分を後悔しているのかお伝えしたいと思います。
筆者の個人年金加入プラン
筆者が個人年金に加入したのは、数年前のことでした。
加入内容:月2万円支払い(支払期間:35年)のプラン
受け取り期間:65歳からの5年間
筆者の会社には、様々な保険会社の方々が保険の営業のために訪問します。
そのため、それぞれの保険会社の個人年金のプランを比較することができます。
保険会社の営業の方にとっては、個人年金よりも生命保険や入院保険に加入してもらうのが本来の目的だと思いますが。笑
まず、各保険会社のプランをきちんと比較しなかったことが失敗したなと思う点の一つです。
個人年金と一口に言っても、様々なプランがあり、保険会社によって受け取れる年金の額が異なります。
支払う金額よりも年金としてもらえる金額がより多いプランの方がお得ですよね。
その点をまずしっかりと調べるべきでした。
筆者の場合、営業の方の印象が良かったため、その保険会社の個人年金に加入しました。
なんと、単純!!笑
営業からしたらいいカモですよね。笑
その保険会社を選んだ理由は、営業の方の笑顔と話し方に好感を抱いた。
、、ただそれだけでした。笑
これぞ、営業スキルが生きた瞬間ですよね。笑
加入した後によくよく調べてみると、他の保険会社のプランの方が返戻金の額が多かったのです。
それを知ったときは激しく後悔しました。
筆者が個人年金に加入しようと思った理由としては、老後への備えの他にもう一つありました。
それは、節税です。
営業の人に個人年金のメリットの一つとして、所得税が安くなると案内されました。
毎月の給料から税金の一つとして引かれる所得税。
それが安くなると言われて、お得だなと思いました。
このメリットも個人年金に加入しようという気持ちを強めました。
加入した現在、確かに所得税は、実際に安くなっているため、問題はないのですが、一つ勘違いしていたことがありました。
個人年金保険料の支払い額が多ければ多いほど、所得税も安くなると思っていたのです。
しかし、現実は少し異なっていました。。
確かに個人年金保険料の支払い額が多ければ、その分所得税も安くなります。
ただ、安くなる金額というのは決まっており、支払い額が一定超えると所得税が安くなる金額は変わらないのです。
それを知らなかった筆者は、いっぱい払う方が得だろうと思いました。
そのため、契約プランは月に1万円と月に2万円の支払いプランのどちらかを選べたのですが、月に2万円の支払いプランを選択しました。
薄給な筆者にとっては、月に2万円の支払いという金額はボディーブローのように効いてきます。笑
月に1万円の支払いでも十分に所得税が安くなる限度額を超えていたのです。。
加入後では、このような後悔をしても再度契約のし直しはできません。
しっかりと調べてから入るべきだったなと後悔してもこれから後30年ほど支払い期間は続きます。笑
個人年金に加入する前の注意点!!
個人年金に加入することは、老後の備えになるため個人的には良いことだと思っています。
ただ、加入する前に注意してほしい点があります。
①各保険会社の比較!
各保険会社の比較をきちんとして、まずは自分に合ったプランに加入するようにしましょう。
その上で、支払った金額よりも受け取る金額の割合がより大きいプランがある保険会社を選ぶようにしましょう。
決して、営業の印象などに釣られてホイホイと加入しないように気をつけてください。
誰がそんなアホなことするかと思ってしまいますが、人間は単純なもので意外とそういう感情的な部分で行動してしまうことがあります。
少なくとも筆者は、見事なまでに単純な人間でした。笑
②無理のない支払い額!
月々に支払うプランやボーナス時に支払うプランと様々なパターンがあります。
自分のライフスタイルに合ったプランを選んでいただいたらと思います。
注意していただきたい点は、支払う金額は無理のない額かどうかを確認することです。
筆者は、月に2万円支払うプランに契約しています。
最初は2万円なんて余裕だろうなと思っていたのですが、、
意外とこの2万円がボディーブローのように効いてくるときがあります。
現在は独身のため、なんとか支障がない生活を過ごしています。
しかし、何年後、何十年先に支障が出てくるのではないかなと少し不安です。
特に、結婚などで自分の財布だけじゃなくなったときに何かトラブルの種になってしまうか今から恐れています。
まあ、そもそも結婚という大きなハードルは越えられる気がしないという別の問題がありますが。。笑
何十年にも渡って支払う必要があるため、先を見通したときに無理のない支払い金額に設定するのが望ましいです。
筆者としては、2万円ではなく1万円にしておいたほうが良かったなと後悔しています。
これは、皆さんの収入と普段の支出を考慮して考えていただけたらと思います。
ただ、次にお伝えする所得税を安くするのが目的であれば月に1万円で十分です。
③保険料控除の限度額を把握する!
筆者が月々2万円に設定した理由が、保険料控除の存在でした。
個人年金に加入していると、その支払い金額に応じて保険料控除が行われ、所得税が安くなるのです。
当時筆者は、個人年金保険料の支払い金額が多ければ多いほど保険料控除の額も大きくなって所得税が安くなると思い込んでいました。
しかし、保険料控除の金額には、限度額がありました!
そのため、一定の金額を超えるとどれだけ個人年金保険料の支払い金額が多くても意味がなかったのです。。
それを加入前に知っていれば月々2万円も支払うなんてことしていなかったでしょう。
営業!!
きちんと教えてくれーーー!!!
この件については、営業の人を少し恨んでいます。笑
保険料控除が最大となる支払い金額は、8万円です。
8万円を超えて支払ったとしても、保険料控除の金額は変わりません。
そのため、保険料控除を最大限受けようと思っても、月に1万円の支払いで足りたのです。
この事実を知った現在、月々2万円に設定したことを激しく後悔しています。笑
筆者のように給料が高くない人は、ぜひ1万円設定のプランを選ぶのをおススメします。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は個人年金保険に加入する前に注意していただきたい点をお伝えしました。
筆者は、詳しく調べないまま加入したため、何点か後悔している部分がありました。
1つ目が【各保険会社のプランを比較しておくこと!】
筆者は、営業の方の印象が良かったため、その会社を選んで個人年金に加入しました。
しかし、加入後によくよく見てみると、他の保険会社のプランのほうがお得だったのです。
個人年金は、支払った金額に対してもらえる金額が多いほど、お得なのです。
それを返戻率(へんれいりつ)と言います。
加入する前には、ぜひ返戻率の高さに注目して各保険会社を調べるのがよいでしょう!
2つ目は、【無理のない支払い金額の設定!】
個人年金の支払いは、何十年にも渡って続きます。
そのため、短期的な視点ではなく、長期的な視点で支払い可能かイメージしてみましょう。
筆者の個人年金は、月々2万円の支払いのプランのため、そこまで負担にはなっていないです。
しかし、今後結婚をするなどで環境が変わったときに無理なく支払えるか少し心配ではあります。
いくら老後のためとはいえ、今を無理してしまっては本末転倒になってしまうので、無理のない支払い金額に設定するようにしましょう。
そして、3つ目が【保険料控除額を把握する!】
個人年金の支払い額に応じて、所得税が安くなります。
それを保険料控除と言います。
筆者は、勝手に勘違いをして、個人年金の支払い額が多ければ多いほど、所得税が安くなると思っていました。
そのため、支払い金額を高めに設定し、月々2万円の支払いにしました。
しかし、保険料控除には限度額があったのです。
その限度額は8万円。
支払い金額が8万円を超えると、それ以上支払っても所得税は安くなりません。
筆者の思惑は、見事に空振りに終わったのです。笑
所得税を安くしたいという節税目的も兼ねて個人年金に加入しようと考えている人は、保険料控除額の限度額をきちんと把握しておきましょう。
でないと、筆者みたいに無駄に支払ってしまう羽目になってしまうことになってしまいます。
個人年金に加入するのは、老後の備えのためには大切なことであります。
しかし、加入前にきちんと調べておかないと、加入後に後悔してしまう結果となってしまうので注意ください。
ぜひ、今回の注意点を参考にしていただけたらと思います。
、、数年前の個人年金加入前にこの記事を見ていたら。。笑