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【いずれかといづれか】正しい日本語の使い方はどっち!違いは現代的表現と歴史的仮名遣い!!

 

どーも^ ^
ユーライです!\(^o^)/
@yutorilife276

 

今回は、日本語の正しい使い方に関するお話となっています!(^^♪

 

日本語って本当に難しいですよね!!( ゚Д゚)

日本人でありながら頭が混乱するときがあります。。。笑

 

それでは、さっそくどうぞ!!\(^o^)/

日本語の言葉は難しい

日本語って本当に難しいなと思うときありませんか?(*_*)

筆者は、学生の頃、間違った日本語を多々使っていたことを社会人になって次々と発覚しました。笑

 

日本語は、ひらがなだけでなく、カタカナも漢字もあり、同じ発音にも関わらず、表現の仕方が異なる場合もあります。

様々な表現の仕方があり、難しいと思うのは当然かもしれません!!

 

海外に目を向けてみても、日本語ほど複雑な表現方法をする言語はないのでしょうか。

英語であればアルファベットを覚えたらいいだけ、韓国語であればハングルを覚えたらいいだけ。

(そんなことを言うと、海外の人に怒られてしまうかもしれませんが。笑)

 

日本語には、尊敬語に謙譲語に丁寧語などなど、様々な種類の言葉があります。

高校の国語の授業時には、古文・漢文なども加わり、頭がパンクしそうになった記憶があります。笑

 

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「日本語は難しい!!!」


と日本語を学ぶ海外の方からの声をたくさん聞きますが、日本人から見ても日本語はとても難しいと思います。

それは、日常生活における日本語の誤った使い方からも感じられることがあります!

日本語の誤った使い方

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「これっていったいどれが正しい表現なのか?」

 

社会人になって、そんな場面に遭遇してはそのたびに迷ってしまうことがありました。

 

社会人になったのに、間違った日本語の使い方をしてしまっていては、恥ずかしい思いをするかもしれません。

今回は意外と間違えてしまう可能性の高い言葉を紹介したいと思います。

 

「いづれか」と「いずれか」

 

の違いをお伝えしたいと思います。

「いづれか」と「いずれか」はどっちが正しい?

「いづれか」と「いずれか」

この二つの言葉ですが、どちらでもよさそうな気がしますよね。

しかし、日本語はそんなあいまいなことは許してくれません。。。笑

どちらかが正しい使い方となります。

それでは、いったい日本語として正しいのはどちらなのでしょうか?


結論からお伝えすると、、、


「いずれか」が正しい表現となります。


ということは、「いづれか」という表現は誤っているのでしょうか。

気になるところですよね。

「いづれか」という表現は、いったいどのような使われ方をされるのでしょうか。

いづれかは歴史的仮名遣い

「いづれか」という表現は、誤っているわけではありません。

ただ、現代では使われていない表現方法になります。

というのも、「いづれか」は歴史的仮名遣いとなるのです!

 

歴史的仮名遣いというのは、簡単に言うと「昔の仮名遣い」のことを指します。

「ず」と「づ」は同じ読み方ですが、「ず」は現代的仮名遣いで、「づ」は歴史的仮名遣いです。

 

そのため、現代の表現として使うときには、「いずれか」が正解となります。

文章を作成する際には、「いづれか」を使わないように注意しましょう!

いずれかの漢字の表記

ちなみに、「いずれか」を漢字で表記すると、

何れ

又は、

孰れ

となります。

 

孰れという漢字はなかなか見慣れないものですよね。

筆者も、今回の記事を書くにあたって、初めて見た漢字でした。笑

 

ただ、今回を機会に覚えておくと、人があまり知らない知識になりますよね。

ぜひ覚えておきましょう!

 

それでは、いずれかの意味について見ていきましょう!!(^^♪

「いずれか」の意味とは

国語辞典には、2つあるいはそれ以上あるものや、時間や場所などの中から一つを選ぶ時に使う不定称の指示代名詞として使われると記載されています。

、、、堅い言葉が並んでいて頭に入ってこないですよね。笑

これだけでは、なかなか分かりづらいかと思いますので、例文を交えてお伝えいたしますね。

「いずれか」を使った例文

いずれかを使った例文を何個か例示してみましょう。


・いずれかを選択するのは困難です。

・都合の良いいずれかの日で会議できればと考えています。


複数の選択するものの中から、一つを選択する場面で「いずれか」という言葉が使われているのが、お分かりいただけるかと思います。

お気づきの方もいらっしゃるかと思うのですが!

「いずれか」という言葉は「どちらか」または「どれか」という言葉と非常に似ているのです。

いずれかの類語

いずれかの言葉と似たような意味の日本語として「どれか」「どちらか」などがあります。

例えば、、、

 

「いずれかの道を選ばなければならない。」

この文章の類語を使ってみると、

⇒「どちらかの道を選ばなければらない。」

となります。

 

「この問題はいずれかの方法で解決するでしょう。」

の場合は、

⇒「この問題はどちらかの方法で解決するでしょう。」

となります。

文章の意味としては、同じ内容となります。

類語「どちらか」との違い

「いずれか」と「どちらか」は類語として、同じような意味として使われます。

「いずれ」は「どちら」という意味の代名詞のため、「いずれか」を「どちらか」と言い換えても同じ意味になります。

この二つの言葉の違いとしては、相手に与える印象にあります。

 

「いずれか」という言葉を使うことで、丁寧な敬語になります。

「いずれか」と「どちらか」の違いは、「いずれか」の方が丁寧な印象を与えることです。

「どちらかをお取りください。」というよりも

「いずれかをお取りください。」

と表現した方が、きちんとした印象を与え、フォーマルな文章になります。

ビジネスなど、かしこまった場面で使うのが適切な言葉となるでしょう。

 

それでは、最後に補足の情報として、「いずれか」を英語で言うと、どのような言葉になるのかを確認したいと思います。

英語でいうと

「いずれか」は英語で「either」(イーザー)という言葉が使われます。

「いずれか」を直訳すると、「どちらか」という意味の「either」となります。

「either」は、2つのどちらかを示すときに使われることが多いです。


例えば、

「僕は犬か猫かどちらかを飼いたい。」

というのを英語で表すと、

「I want either dog or cat.」

となり、「Either A or B」となります。

どちらかをという意味で英語を使いたいときには、「either」が使われます。

 

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、日本語の言葉の中で、間違ってしまいがちな表記「いずれか」と「いづれか」を紹介しました。

 

「いづれか」は、歴史的仮名遣いとして使われているため、現代の表記としてはふさわしくありません。

現代の表記として正しい言葉は、「いずれか」となります。

 

社会人になると、文章を作成する機会が増えますよね。

正しい日本語の文章を作成するためにもぜひ知っておきたい知識となります。

 

「いずれか」と「いづれか」。

 

どちらが正しい日本語かお分かりいただけましたでしょうか。\(^o^)/